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2011/07/22

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グリーンロケッツ新人座談会 -2- 「シーズンが終わったときに、NECが他チームからも尊敬されるチームになっていると素晴らしいね!」





今季のグリーンロケッツには、外国人選手も4名が新しく加わり、チーム内に激しい競争を生んでいる。しかも、南アフリカ代表キャップ7を持つホッティ・ロウを始め、質の高い選手たちが顔を揃えた。彼らがグリーンロケッツに加わってから3ヶ月。チーム状態はどんなふうに映るのか。それぞれの自己紹介とともに、たっぷり語り合ってもらった。


NEMANI NADOLO(ネマニ・ナドロ) 
CTB/WTB/FB
生年月日:1988年1月31日
身長・体重:195cm125kg 
出身:セントジョセフナッジーカレッジ
主な経歴:08年~10年 NSWワラタス(スーパー14)/10年ブルゴアン(フランストップ14)/11年エクスターチーフス(UKプレミア)/フィジー代表(3Caps)
 

HOTTIE LOUW(ホッティ・ロウ) 
LO
生年月日:1976年3月2日
身長・体重:198cm115kg
出身:ケープタウン工科大
主な経歴:99年~03年ストーマース(スーパー14)/06年~07年ブルズ(カリーカップ)/09年~10年リコー/10年~ボランド(ボーダーコムカップ)南アフリカ代表(7Caps)

DEAN BUDD(ディーン・バッド) 
FL/LO
生年月日:1986年7月31日
身長・体重:196cm106kg
出身:パーマストン・ノースボーイ高
主な経歴:09年~オークランドブルーズ(スーパー14)


 


※キャメロン・マッキンタイアー選手は一時帰国中のため欠席。プロフィールのみ以下に掲載します。
CAMERON MCINTYRE(キャメロン マッキンタイアー)/SO/CTB
生年月日:1981年6月3日/身長・体重:181cm91kg
出身:インスティチュートオブスポーツ専門学校
主な経歴:04年,06年クルセーダーズ(スーパー14)/05年ハイランダーズ(スーパー14)/06年~11年カストロ オリンピックト(トップ14)/ジュニアオールブラックス(06年)


初めましての自己紹介――「ボクはこんなプレーヤーです」
ネマニ・ナドロ(以下ナドロ)  :  WTBです。キックも蹴れるし、スキルフルなプレーヤーです。
 僕が走ることにサポーターのみなさんが期待されていることは、十分に理解しています。
 それは、僕個人に対しての期待というより、ここにいるみんなと同じようにチームの新戦力としての期待でしょう。そうした期待に応えるために、まずハードにプレーしてチームに貢献したい。個人的には、試合に出る以上は常にボールを持って走りたいので、もっとボールを持てればいいかな、と思いますけど(笑)。
ディーン・バッド(以下バッド)  :  LO、FLです。得意なのは空中戦。ラインアウトや高いボールの処理に注目してください。それからフィットネスに自信があるので、ランニングプレーや、サポートしてボールをつなぐリンクプレーを心がけたい。そういうプレーも、得意です。
 まあ、6月25日のパナソニック・ワイルドナイツ戦では、抜け出した僕が、スペースに走り込んできた首藤(甲子郎)サンを見失ってしまい、相手にボールを渡した失敗もありましたが、そういうところをもっと正確につなげるようにしていきたいですね。
 NECのゲームプランやストラクチャーは、僕に合っているし、ディフェンスをチームポリシーにしていることも理解しています。アタックでも才能に恵まれた選手がいる。ディフェンスのレベルをさらに引き上げれば、チャンピオンになることも可能だと思います。
ホッティ・ロウ(以下ロウ) :  LOです。バディと同じように空中戦が得意です。今はフィットネスを上げている最中ですが、もう少しフィットすればもっと攻撃的なプレーをお見せできるでしょう。
 私は南アフリカ出身ですが、南アでは、日本のラグビー事情はそれほど知られていません。
 ただ、日本のラグビーをよく知っているクラブが1つあって、そこでNECは日本でも有数の強いチームだと聞きました。私自身は、さまざまな国でプレーをしてきて、日本でもNECが2つ目のクラブということになりますが、日本のような高いスキルが組み込まれた展開の速いラグビーが好きです。
 日本の選手は、身体の大きさではLOやFW第3列といったポジションでやや見劣りしますが、質や能力が高い。サイズが必要なポジションも、私たちのような他の国から来た選手たちとプレーすることで、将来的にはレベルアップが期待できると思いますよ。



バッド
 : この前のサモアとのテストマッチ(2日 日本15―34サモア)を見ましたが、日本の選手は、フィジカル面でも対抗できていたし、サモアをしばしば止めていた。トップリーグXVとの試合やアジア5カ国対抗よりもアグレッシブなゲームをしていたと思います。ただ、サモアも、それを上回って非常に強いチームでしたね。
ナドロ : 日本のバックスはそれほど身体は大きくないけれども、非常に素早く、フィットネスも高い。そう簡単にトライを取らせてはくれません。
 僕も、それほど素早い動きができるわけではないので、もっとフィットネスを高めて、素早い相手からトライを奪う戦略を練らないといけないでしょうね。
 それから、あの低いタックル! あれはもう、とんでもない。大きな選手を止めるために下に入るのはわかりますが、自分がやられるのは嫌ですね。でも、効果的ですけど(笑)。
バッド : ニュージーランドでもそうだけど、同じ体格同士の試合ならばボールをめがけてタックルするのが普通。その方が勢い良くタックルできますから。でも、タックルされる方も、ハンドオフなどで対抗できる。日本のように下に低くタックルされると、ハンドオフをしようにも手が届かない。対抗するのが難しいですね。
ロウ  南アではタックルと同時にボールを殺すのが目的なので、日本のように低いタックルに入ることはほとんどありません。ただ、どちらがいい悪いの問題ではなく、どちらにもメリットとデメリットがあると考えた方がいいでしょう。

NECでの生活――「ボクたちのアビコ・ライフ」
ロウ  NECは、都心から少し離れているので、その分リラックスして過ごせます。私にはそれがいい。昼間の電車が空いているのも、助かります(笑)。
バッド  生活はとても快適ですが、まだ独身なので毎日淋しい思いをしています(笑)。
 来日当時は、違う文化のなかで暮らすことに対する軽いカルチャーショックを受けました。ニュージーランドではオークランドにいたので、都心から離れたところに住むことのにちょっと抵抗がありましたけど、時間が経つにつれて言葉も少しずつわかり、生活にも慣れてきた。今は本当に快適に過ごしています。
ナドロ : NECに入る前はイングランドにいたのですが、今はフィアンセといっしょに生活を楽しんでいます。東京からそれほど遠くはないけど、暮らしに必要なものが全部近いところに揃っていて、リラックスして暮らせるところがいい。日本料理が好きなので、食事も楽しみです。
 


今シーズンに向けての意気込み――開幕までの3ヶ月をどう過ごすか

バッド : とにかくたくさん練習するのみ(笑)。
 これだけ準備に時間をかけられるのだから、1つひとつのプレーについて細かく練習して、開幕戦にはきちんとできるようにする。初戦で「時間がなかったから、これができなかった」というのは言い訳に過ぎません。この期間を利用して、そういうところを詰めたいですね。
 チームのストラクチャーをきちんと理解して、フィットネスを上げて、しかもケガ人がいない状態でシーズンを迎えることがベストです。きちんとした準備ができれば、春シーズンの手応えから、十分にトップ4を狙える力がNECにはあると思うし、チャンピオンになることも夢ではない。僕たちの目標は日本一ですから。
ナドロ : 確かにシーズンが始まるまでにはまだ時間があります。だから、どのチームもきちんと準備をしてくるでしょう。
 これまで春のゲームで、相手に代表選手がいなかったりしたこともありましたが、ラグビーは1人2人の選手が入っただけでチームが大きく変わることはありません。だから、個人的にはNECの戦いぶりに十分手応えを感じています。
 選手もスタフもメンバーが揃っているし、夏の間にゲームを重ねながら準備すれば、いいシーズンになると思う。今からワクワクしています。
ロウ : NECにはW杯に代表として出場するメンバーがいませんが、それが逆に大きなアドバンテージになる。W杯後に大物選手が合流するチームもありますが、どんなにすごい選手でも、そのチームのスタイルや日本のラグビーに慣れるまでには時間がかかる。チームの誰もが欠けることなく3ヶ月間をしっかり準備に充てることができるのですから、これはNECにとって非常にいいことだと思います。実際、選手がW杯で精神的に燃え尽きたり、ケガしたりする可能性もあるわけですから。
 チーム内では、メンバー同士のコミュニケーションがよく取れていて、もちろん言葉の問題はありますが、自分が歓迎されていることを感じています。最近では、日本人の選手がカタコトの英語で話しかけてきて、私が2つぐらいしか単語を知らない日本語で答えるという、スペシャルなコミュニケーションもやっていますよ(笑)。
バッド : NECに来て嬉しかったのは浅野(良太)さんといっしょのチームメイトになれたこと。僕は、彼が去年ニュージーランドのカウンティーズ・マヌカウでプレーしていたのを見て、「ああ、いい選手だな」と思っていたのですが、同じチームでプレーできるようになって驚いています。
 僕は、日本のラグビーにも、NECに対しても、あまり情報を持たずに来たのですが、入ってみて、選手みんなの能力が高く、一所懸命ラグビーに取り組む姿勢に好感を持ちました。
 言葉の問題では、まだとっさのコミュニケーションが上手くいかなくて、ラインアウトのサインを間違えたり、試合でのミスにつながった部分もありましたが、それはこれから開幕までに十分に改善できる。僕の日本語も少しずつですが、上達していくでしょうし、問題はありません。
ナドロ : FWはラインアウトのサインを100個ぐらい覚えなきゃいけないから大変でしょう(笑)。
 バックスは「パス、ディープ(パスを深く放れ)」「パス、フラット(浅く放れ)」といった、簡単な単語でコミュニケーションが取れる。サインプレーも、ストラクチャーさえしっかり覚えておけば、試合中のコールはそれほど多くないので、言葉の問題で困ることはありません。
バッド : とにかくシーズンでは全試合に出場してチームに貢献したいし、目標はチャンピオン・チームになること。そのために今からしっかり準備をしていきたいですね。
ナドロ : 春シーズンは本当にいい感じで過ごせたので、その感触を忘れずに、いい準備をしてシーズンに入りたい。とにかく自分にできることをやってチームに貢献したいと思います。そうして、すべてが終わったあとで、「いいシーズンだったな」と振り返れるようにしたいですね。
ロウ : 今は、勝ち続けられる力があるチームにいることを幸せに思っています。だから本当に勝ち続けたい。シーズンが終わったときに、NECが他のチームからも尊敬されるような素晴らしいチームになっていること――それを目標に頑張りたいと思います。

――ありがとうございました。

取材:永田 洋光 

 

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トップリーグ 

NEC
グリーンロケッツ

vs

リコーブラックラムズ

NECグリーンロケッツ

リコー

12 0 - 12 26
12 14
T G PG DG   T G PG DG
0 0 0 0 2 1 0 0
2 1 0 0 2 2 0 0
2 1 0 0 4 3 0 0

2020/02/22 11:30

東京・秩父宮ラグビー場

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