[日本選手権 一回戦] vs サントリーサンゴリアス
| NECグリーンロケッツ |
| サントリーサンゴリアス | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
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10 | 10 | - | 3 | 10 |
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| 0 | 7 | |||||
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 0 | 1 | 前 | 0 | 0 | 1 | 0 |
| 0 | 0 | 0 | 0 | 後 | 1 | 1 | 0 | 0 |
| 1 | 1 | 0 | 1 | 計 | 1 | 1 | 1 | 0 |
| 大会名 | 日本選手権 一回戦 |
|---|---|
| 日時 | 2010/02/07 14:00KO |
| 会場 | 大阪・近鉄花園ラグビー場 |






















すべてを出し切った80分間、
必死の防御が劇的な抽選結果を招く
80分間戦い終わった両チームの表情は対照的だった。
集中し切った時間を終えた手応えに、NECグリーンロケッツの選手たちはグラウンドに並び、抽選に臨むゲーム・キャプテン、ニリ・ラトゥに熱い視線を送る。
一方のサントリー・サンゴリアスは不完全燃焼な表情のまま呆然とグラウンドに立ち尽くし、バラバラのまま抽選の結果を見守った。
そして、ニリが引いた封筒にあったのは「2回戦出場」の文字。グリーンロケッツは歓声を上げて喜びを爆発させ、80分間耐え抜いた苦しさを一気に解消した。
試合はまさにガマン比べだった。
前半8分にサントリーにPGで先制されたグリーンロケッツは、13分にSO松尾健がサントリーの防御をすり抜けてチャンスを作り、CTBブライス・ロビンスがトライを挙げて逆転。松尾がゴールも決めて7─3と試合をひっくり返した。
続く17分には松尾が左中間の位置からDGを決めて3点を追加。リードを7点に広げた。
だが、この試合を通じて、チャンスはほとんどこの2つのみ。あとは長く苦しい防御の時間が延々と続いた。後半17分には、サントリーのエースWTB小野澤宏時にトライを奪われ、ライアン・ニコラスのゴールも決まって同点。折れない心もここまでか……と思われた。
しかし、シーズン前半のどん底から這い上がった結束力は揺るがず、サントリーの波状攻撃を「緑の壁」となって食い止める。終盤には、焦るサントリーの連続DGの試みにも懸命に圧力をかけつづけ、ついに得点を許さなかった。
10─10の同点引き分けは、耐えたグリーンロケッツには勝利に限りなく近く感じられ、攻めきれなかったサントリーには負けに等しい苦さを味わわせた。
そんな感触が、そのまま勝利の女神を呼び寄せたような、劇的な抽選だった。
ミラクルはミラクルを呼ぶ-目標に掲げた「ミラクル10」が、いよいよ現実味を帯びてきた。